ストレスを溜めやすい性格
他人に責任を求める
トラブルが起きた際に他人に責任を求めがちな人はストレスが溜まりやすいと言えます。他人を責める事がストレスの原因になるのです。想定通りに物事が運ばなかった際に他人にその責任を求めても、それを言われた相手がすぐに改善される事がなければ、自分の言った事をなぜわかってくれないんだという気持ちになるからです。このように他人を変えようとするよりも、まずは自分の考えを変えた方がストレスは溜まりにくくなります。起きた問題に対して自分が行動できる事は何かをまずは考える事で、問題解決のスピードも上がりますしストレスも減るでしょう。
完璧主義
自分の仕事に対して責任感を強く持ち、些細な事にも妥協せず完璧を求める人も注意が必要です。仕事に対する責任感という意味ではとても素晴らしいですが、このような人はほんの少しの失敗に対しても大きなストレスを感じ、その失敗を引きずる傾向があります。もし失敗が続けば自信を喪失してしまい、身動きが取れなくなってしまうかもしれません。そうならないよう、些細な失敗は誰でもするものなのだという考え方を持ちましょう。むしろ失敗しても取り返せば良いと考えられれば、ストレスは大きく減るでしょう。
心配し過ぎる
何か行動を起こす際に、本当にこれで大丈夫だろうか、もしかしたら何か重大なミスが起こるかもしれない、と慎重に考え過ぎてしまう人も注意しましょう。予め起こり得るリスクを想定して行動するのは大切ですが、悪い方向ばかりに目を向けてしまうと一向に前進する事ができません。心が休まる暇がないのでストレスは蓄積されていく一方です。勇気を持ってまずは行動に移して、もし問題が起きたらその都度対応していくという姿勢を持つ事も大切です。
気を遣い過ぎる
細かい気配りができて、常に周りに気を遣っているという人も注意が必要です。周りの人を注意深く見ている分、悪い面もすぐに気付いてしまうからです。他人の行動に対していちいち嫌な気分になっていると、その分だけストレスも溜まっていきます。そういうタイプの人は、この人はこういう人なんだから仕方ないと、ある意味諦めに近い許容の心を持って他人と接すると良いでしょう。
意思表示が苦手
意見をハッキリと相手に伝える事が苦手な人もストレスが溜まりやすいです。自分の意思を表現する事が苦手なので、本来はやりたくないような事を任せられても断り切れず、結局引き受けてしまいストレスを抱えてしまいます。それは嫌だ、と伝えるのは怖い事かもしれませんが、このようにはっきりと意思表示をした方が物事はスムーズに進みやすいですし、相手に自分の考えをちゃんと理解してもらえますので、勇気を持って自分の意見を伝えられるようにしましょう。