生活リズムが崩れる夜勤の仕事
夜勤のある仕事とは
まず生活が乱れやすい人の特徴として挙げられるのは、やはり夜勤のある仕事に就いている人です。日本では交替勤務や夜勤を採用している企業が約2割もあるとされています。そしてこれらの仕事に就く人の中には睡眠障害を持つ人も多くいるのが実情です。以下に、夜勤のある仕事について詳しく紹介していきます。
看護師
夜勤のある仕事として代表的なものと言えば、やはり看護師です。入院病棟がある病院に勤める場合は必ず夜勤が存在します。夜勤の仕組みやローテーションは病院によって異なります。その中でも多いのは、日勤・準夜勤・夜勤の3つの時間帯でシフトが組まれる3交替制ではないでしょうか。夜勤中だからといって日勤よりも仕事が楽という事はありません。ナースコールがあれば患者さんの所へ行って対応する必要がありますし、異変がないか定期的に見回りも行います。書類の整理や作成といった事務的な仕事もする必要があります。また、患者さんの状態が急変すればそれにも素早く対応しなければなりません。どの時間帯で勤務する際も常に緊張感を持って仕事をしなければなりません。
飲食店
遅くまで、あるいは朝方までやっている居酒屋やバーには夜勤があります。24時間営業のファミレスやファストフード店にも夜勤があります。飲食店で夜勤として働く場合、接客以外にも商品の在庫確認や発注業務、または清掃などを行う場合があります。お客さまが少ない時間帯ですので、こういった作業も必要になるのが飲食店の夜勤です。その時々の状況に応じて優先順位を決めながら臨機応変に対応する必要があると言えるでしょう。
ホテル
ホテルも24時間営業なので夜勤が存在します。特徴としては、勤務時間が長いので途中に仮眠の時間が与えられる事が多いという点です。看護師と同じくシフトの形体は勤務するホテルによって様々です。ホテルと言っても、ビジネスホテルなのかリゾートホテルなのかによって業務内容が若干異なります。
システムエンジニア
意外に感じる人も多いかと思いますが、システムエンジニアも夜勤のある仕事の1つです。すべてのシステムエンジニアが夜勤をするという訳ではありませんが、勤務先によっては夜勤が存在するのです。サイトのメンテナンスなど、夜間に作業を行わなければならないようなプロジェクトに関わる際には夜勤が発生します。システムエンジニアは専門的なITの知識を駆使して仕事をします。なにかトラブルがあればすぐに対応する処理能力の高さも必要です。そのため、常に高い集中力を保つ必要があります。ですので、夜勤の際には普段よりもさらに気を引き締めて仕事に取り組む必要があると言えるでしょう。