不健康になりやすい1人暮らし
実家暮らしとは大きく違う
生活の乱れやすい人の特徴として、1人暮らしをしている人は注意が必要です。実家で暮らしていれば自分は何をしなくても料理が用意されますし、母親などが掃除をしてくれるので家の中も清潔に保たれています。寒い時期は暖房も効いていますので、風邪をひくリスクも少ないでしょう。しかし1人暮らしになれば食べ物は自分で用意しなければなりませんし、掃除も自分で行わなければなりません。部屋の温度調節も自分で行います。これから1人暮らしを始めるという人は、注意して生活環境を整えていきましょう。
食生活や生活リズム
まず、1人暮らしで気をつけなければならないのが食生活です。仕事が忙しい、あるいは食事の用意が面倒などの理由で外食が多くなれば栄養のバランスが悪くなります。もしくはインスタント食品ばかりに頼ってしまえば、これも身体に悪いでしょう。ある程度体力のある若い頃であればすぐに影響はないかもしれませんが、年齢を重ねていくにつれていずれ必ず健康を害します。長い年月をかけて積もり積もった身体への悪影響が病気などによって表に現れてしまうと、それを健康な状態に戻すのにはかなりの時間が必要になります。通院する事になればお金もかかりますので、結果として大きな損害になります。
それに加えて、生活を管理するのは自分自身になるので、例えばいつ寝るのかといった生活リズムも自分で管理しなければなりません。不規則な生活を続けていれば、必ず健康に悪い影響を与えます。食生活だけではなく、睡眠時間の管理などにも気を配りましょう。
ただの風邪でも辛い
例えばインフルエンザなどの大きな病気ではなく、ちょっとした風邪でも1人暮らしの人にとっては大きなダメージとなります。1人暮らしなので隣で看病してくれる人はいません。身体が辛くても家事はいつもどおりに行わなければなりませんし、おかゆやうどんを用意するにも、しんどい自分の身体に鞭を打ってやらなければなりません。もし風邪薬が切れていたら、ドラッグストアに足を運んで買いに行かなければなりません。1人暮らしの人は、常備薬の準備を必ずしておくようにしましょう。そして、風邪程度であれば出社しなければならないというケースもある事でしょう。しっかりと休んで完治できれば良いのですがそうはいかない場合、調子を崩した状態で仕事をして体力を使うのでなかなか風邪も治りません。
体力には自信があるという人でも、1人暮らしになった途端体調を崩しやすくなってしまったというケースも多くあります。自由で気楽な1人暮らしにはもちろんメリットも多いですが、しっかりと管理をして体調維持に努めるようにしましょう。